先日は私のリレーエッセーに暖かいコメントを頂き有難うございました。お礼が遅くなり申し訳ありません。 

本日，大兄の国民学校の思い出を読ませて頂き私なりに記憶を手繰ってみました。ごく短い期間ですが、岸和田に近い堺の海軍の軍港で、真似事のような訓練を受けさせられていたことがあります。

年月日は明確な記憶はありませんが、終戦の年の春、堺の海軍兵舎に１週間ほど合宿させられたことがあります。イルカが沢山泳いでいたのはよく覚えています。

同じ頃、大兄のいた岸和田に近い堺にいたのではと、文章を読みながら勝手に思ってしまいました。

海軍兵舎では行進の訓練で「遅い」とピンタを食らいました。夜、軍事機密だが海軍は不沈艦を作った、大日本帝国は永遠に不滅であるとか、この棒は「軍人精神注入棒」といって容赦なく叩きのめすからそう思えとか、用心が悪いからと第一夜に財布を全員預けさせられました。

帰るときに返してくれる筈が「お前たちの誰かが全部盗んだに違いない、盗んだ奴は前に出ろ、帰りの電車賃は俺たちが立て替えてやるから並べ」とか散々でした。

益々のご健勝をお祈りします。