竹村　秀雄　様

リレーエッセイ事前に了承得ることなく指名したにも拘わらず、快諾の上御多忙の中早速寄稿して頂き有難うございました。　貴文拝読し、往時のこと懐かしく昨日の事の如く思い起こしました。　期限切れ間近かということで、貴君から貰った株主優待券で見た”月世界探検旅行”という当時の空想映画が、既に遠い過去の現実となり、今や火星旅行が取り沙汰されています。　改めて、卒業以来の年月の経過の長さに思い至るとともに残された時間の幾許であるかを痛感せざるを得ません。

竹村病院は物理的になんとなく縁があり、新制中学の1年生の時小坂の病院横を高井田にある布施第二中学校に通い、2年生以降大阪に転居して石が辻（上本町7丁目）に住むようになってからは、8丁目の分院の前をよく通りました。社会人になってから早々の時期に正月に分院に呼んで貰ったことありましたね。

数年前に、司馬遼太郎記念館を訪れた時、帰途の小坂駅から直ぐそこの病院に寄ろうかなという気分になりましたが、壮大なる建物に気押されて、多忙な仕事中に迷惑もかけてもまずいとそのまま帰ったことがありました。最近、司馬夫人も亡くなられた様ですね。

野田君と同級生だった布施第６小学校の5，6年生の頃は、あの辺りは田圃でフナ釣りや泥鰌掬いに出かけた記憶があります。高津から脱線してすみません。

お元気で、現役を続けて下さい。　　西川　浩一路