２０１９年９月１日　

 

１．空海の曼荼羅図

大谷翔平選手が大活躍しています。変な組み合わせですが、実は驚かれるでしょうが、彼の活躍の原点は空海の曼荼羅図にあります。

空海は仏教の難解な教えを、字の読めない庶民に分かりやすく教えられるだろうかと日夜悩んでいたそうです。唐に留学中にあるお寺で釈迦を中心にした仏像の役割分担の絵を見て、これをヒントに帰国後、「大日如来」を中心に他の仏像の役割分担を図解して、「曼荼羅図」と名付けました。京都東寺にある下の絵がそうです。いわば、紙芝居です。高校時代の幾何学の座標軸に似ていませんか。

 

２．「曼荼羅目標管理チャート」の誕生

 

この空海の曼荼羅図をヒントに、あるコンサルタントが「目標管理マンダラチャート」を商品化しました。中心にたった一つの大目標を、その次に具体的方法を細分化していきます。

　それを、花巻東高校野球部の佐々木洋監督が野球部員の指導に使いました。下の写真は大谷翔平選手の高校一年生時代のシートです。

 

読みにくいのでプリントしたのが下です。打席の大谷選手はいつも前後の動作をこのマス目でチェックしてるように見えますね。

 

３．マンダラチャートの作成手順

　

なお、詳しく「マンダラチャート」のことを知りたい方は下のＵＲＬでご覧ください。

 

https://www.lifehacker.jp/2019/01/how-to-make-mandara-chart-for-achieving-goals-and-problem-solving.html