睡蓮のしづかに揺れて錦鯉　　　　　　
睡蓮を背で撫で行く緋鯉かな
蓮の葉も揺れて雨滴の定まらず
睡蓮を潜り見上ぐる鯉の貌　　　　＊

松浦武子さんへ

　先日は、東京の二八会にようこそおいで下さり、ありがとうございました。

　さて、５期俳句会の記事は、ＨＰで毎月拝見、観賞させて貰っています。
かつて、参加させてもらった小生にとっても、喜ばしく頼もしく存じています。
その今月の掲句の中に、貴女の「睡蓮の句」がありましたね。たまたま、同好の仲間のＨＯＴなものがあるので、お目通し下されば、幸甚です。

　それは、以前にお話した東京支部の仲間（松原さんを含む２８～４４期の１０人）で催行している月例吟行会（校章に因んで「さくら会」）で、今月に詠まれたのもので、睡蓮の句が何句かあったので、それをご覧戴くのも一興かと思う次第です。吟詠場所は、鎌倉にある大船植物園の蓮池ただし、小生の句（＊）は勿論、何れも佳句と言えるものが、なさそうなのが、お披露目をはばかるところですが。

＊ＨＰもそうであるように（かつて、岡さんとも話し合った「俳句は縦書き」）に
　　こだわり、別添とします。

　　　　　長谷聖一郎
　　　　　ＴＥＬ／ＦＡＸ（045）892－4197