２０２０年東京オリンピックの４７０級と称する二人乗りのヨットレースが、湘南の江の島でこの夏に行われます。

現在は男性ペア、女性ペアですが、次の２０２４年のパリ大会から男女ペアが史上はじめて登場します。

既に江の島では練習が始まっています。

「知」のかじ取りのスキッパー、「力」の帆と船体操作担当のクルーは、スキッパーは小柄、クルーは大柄向きといわれていますが、男女ペアで小さいヨットで海上を競走する。男女平等の象徴のような新競技です。

 テニスなどの混合ダブルスとは違い、勝負だけでなく男女コンビの対等でお互いの生命も賭けたリスキーな競技です。

ニュースでいずれ話題になると思いますので、参考になればと記しました。

参考１　470級とは

全長470cmの「ディンギー」という二人乗りの小型のヨットを操ることから「470級」（ヨンナナマル級）と呼ばれるセーリング競技です。主として舵取りを担当する「スキッパー」と、船の傾き調整と帆の操作を担当する「クルー」により、海面に設置されたブイを、定められた順番に定められた回数でまわり、ゴールする順位を競います。2人の体力のみならず、究極のあうんの共同作業、テクニック、そして風、波、潮を読む頭脳プレーがものをいう競技です。スキッパーの体重は60kg前後、クルーは65～75kg、合計130kg前後が最適といわれており、数あるヨット競技の中でも欧米人に比べ小柄な日本人の体格に最も適した種目といわれています。1996年アトランタオリンピックでは女子が銀メダル、2004年アテネでは男子が銅メダル、日本がヨットレースでメダルを取った唯一のクラスとして、国際的な大舞台での日本人の活躍が最も期待されるセーリング競技です。

参考２　映像です

 https://www.47news.jp/47reporters/4477298.html