西本さんが退会して、寂しくなっただけでなく、書道も同様で、会場費なども考えねばならない。色々問題は有るものの、皆頑張ろうと話し合った。近くにお住まいの方是非来て下さい。先生は居ないものの、お互い補いあって勉強すれば、ボケ予防にもなりますよ。
孟蘭盆に仏ほほえむ堂の内     飯田昭子
うらぼん
高原の綿菅の池なつかしく     久貝貞子
読経のリズムに合わせ蝉しぐれ   飯田昭子
梅雨明けやきゃっきゃっ騒ぎて孫帰る 浅香さとみ
早朝の並木の蝉のかまびすし    松浦武子
タ立や萎れし庭木よみ返り     飯田昭子
水仕事避暑と思へる昨日今日    浅香さとみ
わたすげ
船渡御のみこし燈く川面かな    塩田亘子
蓮池や浄土の庭に来し如く     松浦武子
庭に水ホースうねうねくねらせて  久貝貞子
ふなとぎょ
東の夜空に月も熱き色       塩田亘子
ひんがし
糺の森深き緑になごみけり      松浦武子
大川に浮ぶ船数夏景気       塩田亘子
大暑かな物皆白く見えにけり    浅香さとみ
喉越しのうまさ一番ピールかな   飯田昭子
ただす
下鴨の御手洗の池涼しげに     松浦武子
暮れそうでくれぬ茜や七月尽    塩田亘子
田草とる老いの背まうし棚田かな  久貝貞子
みたらし
今回から西本さんが、家業の都合で退会され、五名になってしまいました。寂しいですが、皆頑張るつもりです。
五期俳句会 第百三十二回八月六日