０８．０１．２８

                                  「繁昌亭」　「続夫婦善哉」から思い出したこと　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　和田　冨美子

　大阪南区空堀通りに生まれながら　戦争の思い出は抱えていても　落語に関しては　只　仁鶴
三枝、枝雀　等を家族と共に愉しんだ位で何も知らなかったのです。　ＮＨＫの朝ドラ「ちりとてちん」を
観てからなんとなく自分の中に落語への関心が少しずつ湧いてきたのを感じています。
　「続夫婦善哉」の文の始めに　「七夕が済むと、すぐ生国魂神社の夏祭りで、七月八日は宵宮、
九日にはお渡御がある」　の祭りは子供の頃の楽しい思い出です。　
　高津さんのお祭りは怪我人を出してからは、お神輿が出なくなって生国魂さんのお祭りが唯一の
楽しみでした。　それから昔といっても幼稚園時代の記憶ですが「さわいて」　と言う小屋が空堀通りの
公設市場の向かい辺りにありましたが漫才小屋か落語もしていたのか　何かを見た記憶はあっても
定かではありません。