０３．１２．１３

                        「伊能展」「北里展」を観て　　　　　　高村　泰樹（泰雄）

  はなれたところからおせっかいかも知れませんが、現在東京で開催中の

興味ある展示催しを二つ下記します。

「伊能忠敬と日本図」　国立博物館　(１２月１４日まで)

「北里柴三郎の人と学説」　国立科学博物館　２階特別展示室　
　　 　（　 たしか同じく１４日まで）

   先週会議のため東京に行きましたとき、翌日午前中の空き時間を利用

して見学しました。在京の山歩き諸氏にはすでにご存じの展示とはおもい

ますが、念のため。

    伊能地図はご存じのように沿岸が主体ですが、その精緻さ、現物を前

にして、みなさんため息ついています。現在の興味の地域が１９世紀初頭

とどのように記されているか引き込まれました。ただし地名がものすごく細

い字で書かれているので、その筋？と思われるひとなど、ガラス越しにオ

ペラグラスで見学していました。

   北里展は、大学の研究者ＯＢらしい人が、実感込めて説明してくれまし

た。

   日本の近代医学の開拓者としての偉大さ、また医についの見識に打た

れます。

   なお今回も科学博物館まえで入館料の小銭を探していたら、失礼ですが

６５歳以上は無料ですと係員は親切でした。何年か前も、国産自動車１００

年展の折、玄関で同様の経験したことおもいだしました。

    開催中のレンブラント展は、アムステルダム、デルフトなどでゆっくり見

る機会がありましたので、今回は時間の関係でとおりすぎました。