05.08.12

                                              「出発延びても野口さんなら」

野口聡一さんの凱旋を皆様と共に喜びたいと存じます。

各地で、それぞれに交わされているメッセージでは「良かった、よかった」とわがことのように安堵の気持ちをつたえあっておられる、と思います。

　　また、聡一さんご本人への快挙祝福はもちろんですが、我々五期生としては野口幹夫さん、ならびに奥様の長期にわたる期待、そして達成に対しても、賞賛を申し上げたいと思います。

　野口幹夫さんへの激励として7月18日付『朝日新聞』関東版朝刊の「声」に「出発延びても野口さんなら」という一文がトップに掲載されました。ご購読新聞、地方版により、未見の方もいらっしゃるかと存じますので転載します。なお、複数の方から、この記事のことを教えていただきました。

　　　　　                                                                                          　　管理人など

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　会社員　森田　廣　川崎市麻生区　54歳

スペースシャトル「ディスカバリー」の打ち上げが延期された。関係者には残念だが、この期に及んでは慎重になった方が良い。万一の事態を招いて、宇宙に希望を持つ子供たちの夢を壊してはならない。　　　

宇宙飛行士の皆さんにはつらいだろうが、満を持してほしい。中でも野口聡一さんには期待している。いつも笑顔を絶やさず、落ち着いた態度には、皆が好感を持っている。

私は電気会社に勤めて長いが、20代の頃、学会発表で初めて米国に派遣されることになった。内心びくびくでどうしたものかと思っていた矢先、上司から「楽しんできなさい。参加する皆さんをエンジョイさせるような発表をしてきなさい」と激励され、大変気が楽になったことがある。

 その時の上司が野口さんのお父さんだった。きっと宇宙飛行士の彼も、そんな薫陶を受けて晴れの舞台に臨んでいるに違いない。

　喜びは少し先になったが、成功を祈りたい。応援している。