２００２．１１．２７

パソコン近況　　　　　　　　　　　　　野田　泰弘

　その１。この秋、松江などへの小旅行をしたが、そのさい、インター

ネットによる宿探しを初めて行なった。「松江」「宿」とインプットす

ると約五千件の該当項目が出現した。とりあえず最初の二、三十件で見

当をつけてみると、数軒のホテルがネット予約可で、料金は１０パーセ

ント割引とあった。見当をつけたホテルにネット予約をいれ、注文と質

問を２−３回くり返した。「宍道湖の見える部屋にしてくれ」「近所に

手軽に利用できる和食の店はあるか」「当方シニアで量は不要だが、土

地の料理がいただける静かな店」など。いずれも半日程度で返事がき

た。食事については、「松江」「食事」で入力すると、かって観光客と

して訪れた人たちが多数銘々のホームページに感想を記していた。ガイ

ドブックと電話による事前探索より、はるかに豊富な情報量があり、

見知らぬ土地を訪れた時に､いつも困る食事の店さがしには、大いに有

益であった。

　今回は、たった、それだけの利用だったが、手づくり旅行として、

とりあえず満足した。しかし、もっと他の利用法を教えていただきた

い。

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　その２。私の作成したホームページで、文章の行途中で改行されるな

どの不体裁がある、とのお叱りを頂いた。

　この原因は、私の作成画面と受信画面とのサイズの差による。銘々の

受信画面を、それぞれ拡大していただければ（画面左端の区切り線上を

クリックして、十字になったところで左側に画面を拡大する）作成画面

のとおりになる。しかし、これは作成画面側の責任として処理すべき

ことであるから、私としては作成画面を、なるべく小さくするよう注意

します。

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　その３。他の作成者の場合は不都合が起きないのに、私に生ずるのは

字の大きさ（フォント）と関係ある、と自覚している。「お前のフォン

トは大きすぎる」とのお叱りも受けた。

　申し訳ないが、私、最近、目が急速に弱くなってきた。検査では特に

疾患があるわけでは無さそうだが、先日は１２年間使用した遠近両用レ

ンズの眼鏡を交換せざるを得なかった。パソコン作業には老眼鏡を専用

しているが、ある程度の時間が経過すると疲れる。

　画面使用の効率、体裁など問題はあろうが、とりあえず大きな字で記

載することをお許しください。

　ところで突然、話題が変わるが、先日、同年齢の友人から、次のよう

なことを教えられた。

　１９３５年生まれの彼は今６７歳。２００２年の現在から産まれ年の

６７年前まで遡り、それから、さらに６７年をパタンと反転してみると

１８６８年、つまり明治元年になる。

　明治維新など歴史の彼方と思っていたが、今や我々は、近代日本の半

分を生きている。ちょっぴりオカシク、ちょっぴりサビシイ事実です。

別に私の目の衰えと、このことを結びつけるつもりはありませんが、

同年代の友人には一興あるかと、ご披露に及びました。