２００２．１０．２４
　　　　　　　　　　　　　視覚障害者との旅行 　　　　　　　　　　　　　　　　　水谷眞次郎


　この度Ｅ組ということで、安藤さんのアシストとして野田さんと共に高津５期のホームページを

担当することになりました。現在のところ全く役にはたっておらず野田さんにおんぶしている状態

ですが、先日野田さん宅にお邪魔し安藤さんから手ほどきを受けてきましたので、おいおいお手

伝いさせていただけるかと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

　
　１０月１９日から一泊の視覚障害者の旅行につきあってきましたが、行き先がなんと前回の同

窓会で行った三浦海岸でした。私は横浜より南には行ったことがなく、同窓会の時は見るもの、

食べるものが珍しく、大いに楽しませて貰ったものですが、日を得ず城ヶ島灯台に再度登るとは

不思議な巡り合わせでした。
　　
　視覚障害者へのボランティアは、点字訳や朗読、手話のグループと大勢の女性が係わってい

るのですが、一泊旅行となるとトイレや風呂の関係でどうしても男手が必要となり、年１回の旅行

には同道を頼まれています。

　興味深かったのは、同じ三浦海岸が視覚障害者の手を引いて回ると全く違う景色に見えたこ

とです。周囲の景色を観察し、相手に何とか感じて貰おうと説明しながら歩いていると前回には

目に入らなかったものが見えてきます。海岸では皆で裸足になり手と足で砂の感触を楽しみ、

地曳網でとった生きた魚の鱗に手を汚しながらバーベキュウで焼いて食べました。晴眼者（

目あき）には経験出来ない世界をかいま見せて貰った思いでした。