２００２．０３．１２．

　　　ハワイより帰国しました　　　　　　　 藤本　勇　・　光子

２月１０日より２週間ハワイ島に滞在し、２３日よりカウアイ島で暮らして３月９日には関空に帰ってきました。

ハワイ島は初めての訪問で見るところが多く島中を駆けめぐっていました。Big Islandと云われるだけに大きくて、まだ火山活動を続けている島なんだと実感しました。
我々がハワイ島を去った１週間後、また噴火があったそうで残念。

カウアイ島は黒い島というBig Islandと違って緑あふれる島です。
毎朝、小鳥のさえずりと波の音で目が覚め散歩すると、すぐそばの別荘の庭にはアルバトロス（あほうどり）が巣作りをしていて、かわいいグレイの雛がいます。だんだんプリンスビル・リゾートにも巣が増えているそうです。
それだけ住民が自然環境を大切にしていることの現れでしょう。

最後の一週間は娘一家（夫婦と５才、３才の孫）が訪れて賑やかに過ごしました。
３才の孫に「ハワイはどうだった」と聞くと「ジーちゃんとバーちゃんとお買い物に行った」
ともうします。
アメリカの大きなスーパーマーケットで彼女を手押し車に乗せて売場を廻っていたのが一番の印象であったのか。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２００２．０２．２２．

　　　ハワイ通信　６                        藤本　勇　・　光子  

ワイメアをゆっくり散策しました。
広々としたパーカー牧場のあたりはマウナケア山をバックにして、まさに絵のようです。
ランチはコーヒーの美味しいワイメアカフェでサンドイッチやキッシュを食べました。
このパーカー牧場から出荷しているステーキ肉は一枚５ドル位ですが、日本の肉にひけをとりません。
３人とも３００グラム弱をペロリと平らげました。

パーカーさんはお金持ちの上に趣味もよく広いお宅はすばらしい美術品がいっぱい、ベネチャングラスや中国の古い陶器が広いリビングにさり気なくおかれています。
なんと東京都２３区よりも、ここの牧場は広いんだそうです。ただただびっくり。
個人の牧場としてしては米国一だそうです。はたして土地の固定資産税だけでいったい幾らほど払っているかな？

マウナケア山の天体観測は天気が良くなかったので中止にしました。
ビッグなハワイ島ともお別れです。すばらしい夕日を毎日のように見ていました。
明日からはカワアイ島に移動します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２００２．０２．２１．

　　　ハワイ通信　５                    藤本　勇　・　光子    

キャプテン・ダンのホェールウォッチングに参加。
全て英語なので半分もわかりません。尻尾の違いやイルカの背びれの説明などを聞いてるいるときは、矢張り日本語のボートにすればよかったかなと思いましたが突然目の前で１０米ほどのところでザトウ鯨がジャンプしたら英語も日本語も関係なし。　「オー・ワンダフル」
「オー・グレート」「オー・マイゴット」の連発でワァワァキャーキャー賑やかなこと。
今まで３回ボートで鯨を見ましたが、どこよりもダンの船が迫力。彼は本当に鯨をよく知っています。
次から次へとあらわれるので餌付けをしてるんとちがうやろか、と思うほど。
水中マイクを通して楽しそうな鯨のおしゃべりも聞かせてくれます。
イルカも時々現れます。
大満足の３時間でした。

翌日はプウホヌア・オ・ホナウナウという国立歴史公園で半日遊びました。
昔、王様の暮らした跡は透き通った海水のプールを前にした素晴らしい所です。
すぐそばで海亀が昼寝をしています。

ニュージーランドを細かく調査したキャプテン・クックはこの近くで殺されています。
彼はカウアイ島では原住民と有効関係を保てたのにハワイ島の王様は彼を受け入れてくれなかったようです。

この海岸から５００ｍほど登った地帯がコナ・コーヒーベルトです。朝夕の気温の差や時々おりてくる霧雨、火山の土壌などが美味しいコーヒーを作るのだそうてす。
６００以上も農園があり、皆がんばっています。
可愛い実はまだ小さく赤ちゃんのようです。
手による摘み取りは大変な仕事です。
これらを見てから飲むコーヒーは一段とおいしいです。
それにあのあたりの人々の何とすてきなお顔。小さな雑貨店でドライジャシーを求めましたが、これからワイコロアに行くと言ったらおやつにチップスをくれたり、ラウハウの小物を買ったお店のおばさんはスターフルーツを３個もくれました。

静かな村を歩いていると空気のおいしいこと。
気持ちのいい所です。やっぱり私はヒルトンの大リゾートよりも、このあたりをフラフラ歩きが似合っているようです。
コーヒー摘みの出稼ぎにでも来たいほど。しかしちょっと背が足りないかな？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２００２．０２．２０．

　　　　　ハワイ通信　４　　　　　　　　　　　　　　　藤本　勇　・　光子　

豊かな緑、美しい花々、ハワイアンブリーズ、青い海、どれをとっても文句のつけようがないですね。
これで物価が安ければもっと住みたいものです。

昨夜は海老専門のお店でエビカレーを食べましたが、スパイシーで美味しかった。この店の若いウェイトレスの元気のいいこと、長い足にホレボレ。波の音やロックが入り混じっていい雰囲気でした。

今いるリゾートは居間だけで３０帖はあります。
広広としてソファアに座っていると沈み込んで、どこにいるかわからない。我々はほこりか？と笑っています。

午後は鯨を見にボートで３時間のツアー。
二日後の夕方からはマウナケア山、標高４２０５ｍへサンセットと天体観測にゆく予定です。山頂は雪です。
金曜日にはカウアイ島に移動します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２００２．０２．１７．

　　　　　ハワイ通信　３　　　　　　　　　　　　　　　藤本　勇　・　光子　

私達はハワイ島で元気に暮らしています。
キラウェア火山の旅は信じられないスケールでした。
まだマグマが活躍して溶岩を海に注いでいて、まるで地球の創世記のようでした。

ばあーちゃんは、この火山をみたがっていたので、昨年連れてきてあげれば良かったとくやまれます。
噴煙を上げているクレーターのすぐそばのボルケーノハウスに一泊しました。ディナーはクレーターに沈む夕日を見ながら頂きました。ハワイ島は山も海もすばらしい島です。


　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２００２．０２．１３．

　　　ハワイ通信　２      　　　　                藤本　勇　・　光子　　　　　　　 

昨日(2/13)はアメリカの最南端のカ・ラエ岬に行きました。
広い草原の奥の岬は人影もまばらで澄み切った海では魚まで上から見えます。
夕方、リゾート近くの海辺にサンセットを見に行ったら海亀が来ていました。ばーちゃんがいたらどんなに喜んだことでしょう。

ハワイ島はたしかにスケールが大きく不思議な島です。
明日はキラウェア火山のクレーター近くのロッシ゜に泊ります。
ルーズベルトやマークトゥインも泊った由緒あるロッジだそうです。夜の星が楽しみです。
海辺から見上げるマウナケア山（４２００ｍ）の頂上には雪で真っ白いです。ダイナミックな景色です。
まぐろのさしみを作ったりスターキを焼いたりと食生活は簡単。
オクラやアスパラガスが美味しいです。

ハワイ島はさすがに大きく自然がいっぱいです。
さわやかな空気で蘇りました。

Ｏさんと三人で仲良く遊んでいます。
澄みきった空気のせいか心も晴れ晴れとして楽しいです。

ピュアーなコナ・コーヒーをやっと手にいれました。
美味しかったです。明日はアメリカ最南端の岬に行こうかと考えています。
今日は北に向かいました。


============================
藤本　勇・光子
ハワイ島にて
isamu_fuji@hotmail.com
============================