ヨーロッパ旅行の思い出　　　　　　　　　　　　　　　　　２００１．９．３０．

小田　一栄

　

私達“仲良し４人組”（ツアーのメンバーから命名され）は、９月１１日〜２０日の１０日間、オーストリア、
ドイツ、スイスアルプス、フランス、を観光しました。
ツアーコンダクターからも、“４人組みは楽しそうですね”とうらやましがられ、秋のヨーロッパを満喫してきました。

フライトは午前１１時、時差７時間で到着、言葉もわからないままテレビの映像をみて（まさかテロとは気付かず）、“映画・・・？”と不審に思い乍らも疲れてねむり、翌朝ガイドさんから事件を知らされびっくり仰天、でもアメリカは遠いところ・・・とのんびりしていたのですが、関係者の方は緊張の連続だったことと思います。でもとにかく私達の旅は楽しく始まりました。

オーストリアは美しい田園風景を楽しみながらバス旅行、ウイーンではヨハンシュトラウス像の前で記念写真、シェーンブルン宮殿を見学、サウンドオブミュージックの舞台になったミラベル庭園、“ドレミ”の歌を口ずさみ、モントゼーザングトギルゲンへ（モーツアルトの母と姉のゆかりの地）。
ザルツブルグではモーツアルトの生家を訪ね、当時使われたピアノ、バイオリンを見て偉大な作曲家に思いを馳せました。

次の日はミュンヘン市内観光。オリンピックスタジアム、BMW本社を通過、ルートウ’イヒ１世のお城を見学、（美人画廊）が印象的。アルピナコテークでは、レンブラント、レオナルド・ダ・ウ’インチ、ラファエロ、ミケランジ’エロ、エル・グレコの絵画を鑑賞。他リンダホーフ城、ノイシュバンシュタイン城を見て、夜はドイツの有名なビアホール“ホーフブロイハウス”で会食、ウエーターに”やまとなでしこ”・・・？と呼ばれ、忘れていた本来の“日本女性”を思い、少し反省？・・・。

次の日待望のユングフラウ観光。小雨が降ったりやんだりの生憎のお天気、でも途中アイガーも雄姿を

覗かせていたのですが頂上に近づくにつれ雨が雪に変わり展望台では雪で真っ白、何も見えずとても残念、必ずもう一度訪れたい・・・と念じながら帰途につきました。

次の日ジュネーブからTGVにてパリへ移動。ステンドグラスの美しいノートルダム大聖堂、コンコルド広場、凱旋門を通り、エツフェル塔で記念写真、サクレクール寺院と絵描きさんで有名なモンマルトルの丘を散策、翌日はベルサイユ宮殿、夜、セーヌ河のデイナークルーズに参加、楽しく騒いで旅を終わりました。

事件直後の旅に各地でチエックは厳しいですが、特にオーストリアの空港出国の際は持ち物、ボデイチエックが厳しく少し緊張、でも無事定刻にフライト、２０日午前８時帰国しました。

オーストリアはとても美しく、ドイツは贅沢さがなく堅実、スイスは景色を満喫、フランスは少し期待外れ、街はきたなくて国民性なのか時間にはルーズ。帰国して“日本が一番”・・・と一息ついています。

今後も各国へ出かけたいと夢見ています。ご指導よろしくお願いいたします。