０５．０１．２５

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大和の風土と薔薇

                                        額　田　晃　作　油　彩　展

　　　　　　　　　　　　　　　　　会期　　平成17年2月8日(火)⇒14日(月)

　　　　　　　　　　　　　　　　　会場　　　（東京）日本橋三越本店本館6階美術特選画廊

                              　　　　  ご　あ　い　さ　つ

                     い つの間にか50年近く大和という題材を背中の部分に

　　　　　　　　　張りつけながら制作活動をしてきました

　　　　　　　　鼻汁が画面に落ち、霜の上に座る寒さ

                    　 熟さで頭がくらくらと目の前が暗くなる緑にむせる夏

　　　　　　　　そんな条件が自分に何かを与えてくれると思っていた頃が

　　　　　　　　　私にとって制作原点であり、貯えた何かであると思います

　　　　　　　　　体力、気力の配分を考えることは作家にあるまじく

                       しかし積み重ねも力かと…

                       ご高覧くださいますようお願いいたします

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　額　田　晃　作

　　　　　　　　　　　今回 日本橋三越では独立ヱ美術協会会員の額田晃作先
　　　　　　　　　　生の「大和の風土と薔薇」と題しまして油彩展を開催い
　　　　　　　　　　たします。
　　　　　　　　　　　　5回のエチオピア取材をもとに独立展ではその国の
　　　　　　　　　　人々に思いをはせた作品を発表されています。
　　　　　　　　　　　　その一面、奈良に長く住まわれていたことから、大和
　　　　　　　　　　の田園と村落に歴史の厚みある情趣が充ち、それ自体が
　　　　　　　　　　芸術であり画面に残すことが画人の使命と考えられ、数
　　　　　　　　　　十年にわたって取り組んでこられました。
　　　　　　　　　　いよいよ佳境に入った独自白の鮮烈な薔薇と共にご高覧
　　　　　　　　　　下さいますようお願い申上げます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日本橋三越本店

　　　　　　　　　２月１２日（土）午後３時より額田先生を囲んでギャラリートーク

　　　　　　　　　を開催いたします。制作に至る興味深い話や作品が完成する

　　　　　　　　　までの苦心、どのようにして制作活動を行なってきたか、また、

　　　　　　　　　モチーフの変遷等、楽しいお話をお伺いします。

                             お好みの画面をクリックしてください。画面が大きくなります。

　　　　　　　　　　左上から右に

　　　　　　　　　　「春日野舞楽」１３０号、「五ケ谷風景」３０号「明日香の村」６０号

　　　　　　　　　　「赤い華」６号「マジョリカ壷の薔薇」３０号「大和屋根のある風景」１０号