石原靖造

 

皆さん既にご存知と思いますが、今年一月一日付でゴルフルールが改定されました。改定の主旨はプレーを早める為の様です。主要な改定の内容を纏めたものを入手しましたので、皆さんにお届けします。

 

ガードバンカーの苦手な私は２打罰払えば外へ持ち出せる様になったのは助かります。ボールの落ちた状況を見て判断したいと思っています。但し、出せると言ってもバンカーの後方ワンクラブ以内ですから、今度はバンカー越えの短いショットを打たねばなりません。チョロって又バンカーでは何の為に出したか分からなくなりますので、これだけは気を付けねばと思っています。

 

従来グリーン上でのパッティングの際は旗竿を抜きましたが、これからは旗竿を立てたまゝパッティングしてもOKとなりました。

いざやって見ますと、比較的距離のある場合は良いのですが、近くを一発で決めたい場合、今までと様子が違い、旗竿に逆にはじかれるのではと不安になり、思う様に打てない事が分かりました。矢張り自分には従来通りが合ってる様です。唯、その筋の詳しい人から聞いた話ですが、旗竿は材質にもよりますが、立ってる方が入る確率は高いのだそうです。皆さんも一度試して見て下さい。

 

その他二度打ちしても罰無しとか、ドロップは膝の高さからとか、知らないと損をしますので、お目通し願ってご自分に有利になる様活用して頂ければと思います。

 

以下余談ですが、高津歩こう会の最長老、８８歳の近藤大先輩から伺った話ですが、８６歳からゴルフを始められ、当初は１３０位叩いたけど、今はケイショウラインに入って来たと言われるのです。何の話かと思いましたら、警察１１０番、消防１１９番の間のスコアーを警消ラインと言うのだそうです。ユーモラスな表現に感心しましたが、それ以上に８６歳からゴルフを始められた事には脱帽です。

 

又、私の友人に最近のスコアーを聞かれましたので、“百獣の王だよ”と言いましたら、“それならまだいいよ。自分なんか猛獣の王だよ”と言うのです。つまり、もう１０余分に叩くことを言うのだそうです。

ゴルファーなら何方もプライドがありますから、スコアーを聞かれて１００以上はストレートに言い辛い気持ちは良く分かります。それぞれ表現に苦労されてるなあと思いました。

さて皆さんは何の王様でしょうか？“自分は何時も１００を切ってるから関係ないよ！”“失礼しました。”

 

皆さんのご健闘を祈ります。　　　　　　　　

平成３１年１月吉日　　　　　　　　　　（完）