親分はイエス様

今月は皆さんに見ていただきたい映画の紹介です。

監督　斉藤耕一　脚本　松山善三　音楽　宮川　秦

主演　渡瀬恒彦　渡辺裕之

と書けば純粋の日本映画と思えますが

これが日本韓国正式合作映画の第一号なのです。

公開ロードショウは全国で今年の九月です。

紹介チラシより

　社長も、リストラに怯える社員もその妻たちも、夢のない将来に心を閉ざす子供たちも、今日本中が、救いのない不安におののく心の荒廃時代。
　新世紀を迎えた今、本映画は、素顔の夫婦愛の美しさを通し、すべての愛の原点が夫婦にあること。そして『やり直し。』への勇気を問う。
　ミッション・バラパという元極道の伝道クルーフの夫婦たちが本映画のモデル。札付きの極道が地獄の底で悩んだ末、妻たちの奇跡の忍耐と祈りの中でク
リスチャンとして立ち直り、日本・韓国・米国と十字架を背負い、自らの恥である入墨を白日のもとにさらしつつ贖罪の旅を続け、ついにホワイトハウスの大統
領朝餐会でスピーチするという、まるで現代の童話のような話だ。が、彼らは、今確かに生きて実在する人間たちだ。
『誰だって人生やり直せます。本当です。』このことを、彼らの夫婦愛で証明した、その感動の実話をもととする映画化である。
　悪の限りを尽す極道の夫とその妻の、すさまじいまでの男と女の若藤。そこから夫婦愛の原点の姿が感動的に描き出される。
　だから本作は、ヤクザ映画でも宗教映画でもない。絶望の底で壊れ行く男たちの確信と尊厳。限界を超える不安の中で、愛を継続する苦悩と孤独に戦う女
たちの奇跡の忍耐を描く。本作品は今、無機質化して行く現代に生きる男女たろに『愛こそ心の生命』であることを問い、夫婦愛の真実を真正面から描き上
げる、白本映画界久々の“本格純愛大作”である。「やり直したい」と願うすべての方々に本映画「親分はイエス様」を捧げます。